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Emergent Vision Technologies社
10GigE ラインスキャンカメラ

シリーズ名

LRシリーズ

4K @ 172KHz ~ 16K @ 70KHz


  • ラインスキャンカメラ
  • LT-8KG 10GigEラインスキャンカメラ
point
  • 水平8192ピクセル @ 137kHz 10GigEラインスキャンカメラ
  • 低CPUオーバーヘッド、低遅延、ジッター
  • Gpixel GL0816 CMOS sensor搭載
  • 専用10GigEボードをセットで販売
  • 2台接続可能な専用10GigEボードも用意
  • 専用10GigEボードを1PCへ複数接続もOK
  • M52マウント
  • GigEVision GeniCam 準拠
  • ビューワソフトeCapture、eSDKを無償添付

カナダのEmergent Vision Technologies社(EVT社)は、世界で初めて10GigEインターフェースカメラの実用化・産業用化したメーカーです。

10Gbpsという広帯域インターフェースにより、GigEカメラに比べると、高速で高解像度のデータ転送が可能で、CameraLinkに比べると、ケーブル長・コストの面で優位性があります。

EVT社の10GigEカメラには各種SonyのPregiusセンサ、CMOSISの高速センサが搭載されており、専用10GigEボード、SFPケーブル、電源、GPIOも一式で揃えることができます。オプションのBirgerマウントアダプタを付ける事で、キヤノンEFマウントレンズのアイリス・フォーカスをEVT社のAPIで制御する事も可能です。

LRシリーズ
SFP+のインターフェースです。最大10kmのケーブル長が可能です。
※PCサイトもしくは画面を横にするとHRシリーズのラインナップが表示されます。
商品コード(型番) 解像度 フレーム
レート
センサ センサ型番 ピクセルサイズ
[μm]
マウント フォーマット 備考
LR-4KG35 4Kx2 14.336mm 172kHz Gpixel
GL3504
3.5 C モノクロ
カラー
LR-8KG7 8Kx4 57.344mm 150kHz Gpixel
GL7008
7 M72 モノクロ
カラー
LR-8KG 8Kx16 40.96mm 137kHz Gpixel
GL0816
5 M52 モノクロ
カラー
LR-16KG35 16Kx2 57.344mm 70kHz Gpixel
GL3516
3.5 M72 モノクロ
カラー
LR-16KG5 16Kx16 81.92mm 74kHz Gpixel
GL5016
5 M86 モノクロ
カラー
TLR-9KG5 9K 256 TDI 45.36mm 121kHz Gpixel
GLT5009BSI
5 M52 モノクロ
LTシリーズ
最大100mのケーブル長が可能です。
商品コード(型番) 解像度 フレーム
レート
センサ センサ型番 ピクセルサイズ
[μm]
マウント フォーマット 備考
LT-8KG 8Kx16 40.96mm 137kHz Gpixel
GL0816
5 M52 モノクロ
カラー
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10GigEとは?

Emergent Vision Technologies社は、10GigEVisionカメラと10GBASE-Tカメラを世界で初めて製品化した企業で、製品としては6年以上にわたって販売をし続けています。同社は10GigEノウハウや製品化において産業用カメラ業界内で名実ともにトップです。10GigEのインターフェース、およびEVT社の10GigEカメラに関連して以下ご説明をさせていただきます。


10GigEとは?

10GigE(10ギガビット・イーサネット)は、1GigE(1ギガビット・イーサネット)の後継機として、1GigEと同じ利点を享受できます。しかし、データレートが10倍になっているので、フレームレートが10倍になります。 10GigEは、1GigEと同様業界標準であり、IEEE802.3ワーキンググループによって管理作成されています。この規格は、電気通信、データ通信、産業、軍などのアプリケーションで使用されております。10GigEは世界的に認められているクロスインダストリ技術の利点をマシンビジョン・アプリケーションに活用しています。

ダウンロード: 10GigE Vision Presentation (PDF)

10GigEは、GigEVisionに準拠しているか?

10GigEはGigEVisionに準拠しています。 GigEVisionは、Emergent 10GigE Visionカメラをサポートしています。NI社LabVIEW、MVTec社Halcon、Norpix社StreamPixなどのさまざまなGigE Vision対応サードパーティーソフトウェアにも対応予定です。

10GigEケーブルの種類やケーブル長は?

10GigEを用いる大きな利点の一つは、コネクタオプションです。SFP+(HRシリーズ)は、多種多様なコンポーネントを持ち、ネットワーク業界などあらゆる業界の企業が利用しています。ケーブルオプションも例外ではありません。
SFP+は最も柔軟なオプションであり、消費電力を最小限に抑えることも意識しています。
SFP+インターフェースを使用すると、主にすべてのアプリケーションのケーブル長要件をカバーする3つのオプションが提供されます。
最も安価なオプションは、1~10mのケーブル長の銅ベースのダイレクトアタッチメントケーブルです。2番目のオプションは、SFP+マルチモードファイバモジュール/トランシーバとLC-LCマルチモードファイバケーブルを使用します。ケーブル長は1m〜300mです。3番目のオプションは、SFP+シングルモードファイバモジュール/トランシーバとLC-LCシングルモードファイバケーブルを使用します。ケーブル長は1mから数十キロメートルです。これらのケーブルオプションの価格帯は、ネットワーク業界などマシンビジョン業界以外のあらゆる産業で利用されているという事もあり、非常にリーズナブルです。

10GigEのコストは?

10GigEマシンビジョン・アプリケーションのコンポーネント(NICカードやケーブル、コネクタ等)は複数の業界で使用されているため、サプライヤーが大量生産できることでハードウェアコストが非常に安いです。10GigEソリューションはハイパフォーマンスでありながらそれらの価格メリットを享受することができます。さらに、10GigEの採用率は、今後数年間に劇的に改善され、大部分がデータセンターアプリケーションを支配し価格低下を引き起こすと予測されています。カメラに関しては、価格は性能に比例します。

例えばCMOSISのCMV4000搭載の同等のUSB3カメラの場合、Emergent HR-4000の方が勿論高価ですが、10GigEインターフェースを備えたHR-4000は、デフォルトのフル解像度でフレームレートがUSB3.0のそれと比べて倍になります。Bayer変換されたフォーマットなどの場合では、3倍のフレームレートを実現できることもあります。

10GigEの消費電力は?

Emergent Vision Technologies 10GigE カメラの消費電力は約9Wです。 同じセンサを備えたUSB3.0カメラと比べると約3倍ですが、使用可能なデータ速度もまた3倍であるという事に起因しています。一般に、10GigEは電力消費量が多いといわれていますが、実際は、HR-4000などのフル機能のカメラの消費電力の大部分は10GigEインターフェース部分ではなく、カメラ内部のイメージ構成に関連するFPGAで消費されています。当然、消費電力の高さは筐体温度の上昇につながります。しかしながら、EVT社カメラは消費電力が高いにもかかわらず、他のカメラと同様の筐体熱水準に保たれるように熱設計が最適化されており、場合によっては他の1GigE低速カメラよりも筐体温度が低い場合もあります。

1GigEと比較して10GigEのジッターとレイテンシーは?

MyricomのMVAを利用すれば以下の結果が得られます。 理論的な転送時間は、10Gbpsのラインレート(2044 x 1088 x 2bytes x 8bit / 10Gbps = 3595us)3595us(※)で、3000フレームのサンプルサイズに基づいて、WindowsとLinuxで次の結果が得られました。レイテンシーは当然のことながら画像サイズに比例するので、1Gレートと比べて10Gレートで動作するだけで、レイテンシーは10倍改善されています。次に、レイテンシーに追加されたオーバーヘッドに注目します。理論値の3595usに対して、windowsでの実測値は3752usなのでレイテンシーは157usです。Windowsではこれはとても良いパフォーマンスです。Linuxの場合は、実測3665us-理論値3595us=70usのレイテンシーが追加されています。

(※9000Byte/Packetのジャンボパケットを適用。1Packet= 50Byte(header) + 8946Byte(data) +4Byte(CRC)。1Byte=0.8ns、1Packet=7.2μsで計算。)

ジッター(レイテンシーの振れ幅)も、WindowsおよびLinuxの場合、それぞれ+/- 30usおよび+/- 15usで非常に良好であることがわかります。 Myricom社のMVA搭載専用NICカードを用いれば、10GigEは1GigEやOSに依存している他のインターフェース技術にも優位性があります。市販の専用10GigEボードを用いると、画像取得の為のCPU負荷が高すぎて画像処理ができなかったり、レイテンシーやジッターに悩まされることもありますが、 Myricom MVAとEmergentカメラを使えば、わずかなコストで最高のパフォーマンスを得ることができます。

OSのサポートは?

Windows 7/8/10(64bit)、およびUbuntu Linux で動作します。eCaptureビューワソフトウェアとeSDKが標準付属しています。

EVT社製10GigEカメラはGigE Vision互換ソフトウェアで動作するか?

はい。10GigEカメラがGigE Vision規格に準拠している限り、10GigEは自動的に1GigEにダウングレードされます。

10GigEカメラにはどのようなオプション品があるか?

ケーブル、スイッチ、ネットワークインターフェースカードなどがあります。 機器構成はアプリケーションによって様々なのでお気軽にお問い合わせください。

現在どのようなカメラのラインナップがあるか?また導入実績は?

EVT社の日本語総合カタログは以下よりダウンロードしてください。EVTのカメラはSONYのHawk-Eyeシステムに導入されています。またその他の高速、高解像度、長距離伝送が必要なハイエンドなストリームシステムにも採用がされています。

  • Emergent Vision Technologies(EVT)社 総合カタログダウンロード
  • Hawk-EyeとEVT社・10GigEカメラの事例
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10GigE : 2ch PCIe gen3x8

  • デュアル10GigE SFP+ インターフェース
  • PCIe Gen3 x8
  • 5V TTLトリガーポート
  • Camera Multiplexing
  • GPU Direct
  • GigE Vision
  • Sync to 1µs
  • 対応OS:Windows、Linux

25GigE : 2ch PCIe gen3x8

  • デュアル25GigE SFP28 インターフェース
  • PCIe Gen3 x8
  • 5V TTLトリガーポート
  • Camera Multiplexing
  • GPU Direct
  • GigE Vision
  • Sync to 1µs
  • 対応OS:Windows、Linux

100GigE : 1ch PCIe gen3x16

  • シングル100GigE QSFP28インターフェース
  • PCIe Gen3 x16
  • 5V TTLトリガーポート
  • Camera Multiplexing
  • GPU Direct
  • GigE Vision Sync to 1µs
  • 対応OS:Windows、Linux
EVT社 専用NICカードページへのリンク
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