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温度差から発電して動作するエナジーハーベストデバイス

シリーズ名

SensEverシリーズ

廃熱から電気を生成、CO2排出量削減に貢献

TEGnology社のSensEverシリーズは熱を持った排管等の表面と周辺環境の温度差を利用して発電するエナジーハーベストデバイスです。発電した電力をIoT機器などに給電するデバイス と、設備表面の温度上昇から警告ライトを出すデバイス があります。

どちらの製品もそれ自体への電源・配線・電池は不要で、設備表面と周囲の温度差から自己発電して動作し、可動部はなく長期間使用できます。

SensEver Alfa は出力電圧や対応する表面温度など使用環境や用途に合わせたカスタムが可能です。

大容量の供給電力の希望や複雑な形状、配管を覆うような形状での発電をご希望の場合は、FlexTEG のカスタムにて対応できる可能性がありますのでご相談ください。

事例

地中との温度差を利用した発電で屋外でも電力が得られる

屋外ではどこでも電力を得られるわけではありませんが、地中と空気の温度差を利用して発電できるようにカスタムされた SensEver Alfa を使うと、温度差があれば、電池やポータブルバッテリーのように電力がなくなることなく、行く先々で発電ができるようになります。

排ガスの熱から発電しガスセンサに給電

近年排ガスへの規制や要求が厳しくなるにつれ、排ガスを分析するセンサ類が必要になってきている。SensEver Alfa を使うと排ガスが通るパイプと空気との温度差で発電し、各種センサに必要な電力を給電することができる。電源を敷設する作業が不要になり、また電池で動くセンサの場合は、定期的な電池調達、交換から解放される。

熱交換器から発電し診断用IoT機器に給電

熱交換器の効率維持のためにはセンサによる診断が欠かせない。電池式のIoTセンサを使う場合、電池の消耗によりデータの取得できない時間が生まれ、電池調達、交換の手間が定期的に必要になる。
熱から発電する SensEver Alfa を使えば大気に放出するだけだった熱を各センサの電力に変換可能温度差のある限り長期にわたり継続的にデータ取得が可能となる。

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