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AISVisionセットアップガイド
NVIDIA GPUドライバーのインストール
1.インストーラーのダウンロード

上記リンクをクリックして、ダウンロードページに移動します。
GeforceシリーズのGPUの場合はNVIDIA Studioドライバーの項目からダウンロードをクリックして最新版をダウンロードします。
RTX/QuadroシリーズなどのAI向けGPUの場合はNVIDIA RTX/QuadroデスクトップとノートPCドライバーの項目からダウンロードをクリックして最新版をダウンロードします。

注意
誤ってGameReadyドライバーをインストールした場合は、GameReadyドライバーをアンインストールしてから、改めて適切なドライバーをインストールしてください。
2.ドライバのインストール
ダウンロードしたインストーラーを実行し、下記画像の様にNVIDIAグラフィックスドライバーを選択します。
同意して続行するのボタンをクリックしてインストールを続けます。

高速(推奨)を選択して、次へをクリックしてインストールを行います。

ドライバインストール後、OSを再起動してください。
CUDAのインストール
1.CUDAインストーラーのダウンロード
下記リンクをクリックして、CUDA Toolkit 11.8.0のWindows用インストーラーをダウンロードします。

下記画像の様にインストーラーの種類を選択すると、Downloadボタンが表示されます。
Downloadボタンをクリックしてダウンロードしてください。

2.CUDAのインストール
ダウンロードしたCUDAのzipファイルを解凍し、インストーラーを起動します。
下記画像の様にカスタム(詳細)インストールを選択し、次へを選択します。

コンポーネントの選択でCUDA以外のチェックボックスのチェックを外します。

コンポーネントの選択でCUDAのツリーを開き、Development、Runtime以外のチェックを外します。

“次へ“をクリックしてインストールを行ってください。
cuDNNのインストール
1.cuDNNファイルのダウンロード
下記リンクをクリックして、cuDNN v8.7.0のWindows用ファイルをダウンロードします。
注意
cuDNNのダウンロードにはNVIDIA accountでのログインが必要です。
アカウントをお持ちでないお客様は、まずは下記URLをクリックしてアカウント作成を行ってください。
https://www.nvidia.com/ja-jp/account/

下記画像の様にダウンロードリストの中からv8.7.0 for CUDA 11.xを探し、Local Installer for Windows (Zip)をクリックしてファイルをダウンロードしてください。

2.cuDNNファイルの配置
ダウンロードしたcuDNNのzipファイルを解凍し、下記画像の様にCUDAをインストールしたフォルダへファイルをコピーします。

デフォルトではCUDA Toolkit 11.8.0は以下のパスにインストールされています。
C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v11.8
AISVisionのインストール
1.AISVisionインストーラーのダウンロード
下記リンクをクリックして、表示されたWebページ内のEXPAND ALL-をクリックします。


下記項目のDOWNLOADボタンをクリックしてファイルをダウンロードします。
Webページ内の項目 | バージョン | |
---|---|---|
AISVisionインストーラー | AISVision Software Installer | 1.6.0 |
アップデートパッチ | AISVision Software Patch | 1.6.2 |
オフラインインストールファイル | AISVision Package | 1.6.2 |
注意
Windows11 24H2以降をご利用のお客様は、AISVision v1.6.2のアップデートパッチを必ず適用してください。
インストールの種類について
AISVisionではオンラインインストールとオフラインインストールの2種類が利用可能です。
また、AISVisionインストール後にアップデートパッチを適用するとバージョンアップが可能です。
オンラインインストールではインストールするモデルファイルを選択する事でインストール容量の節約が可能ですが、インターネット接続が必須です。インターネット接続がない環境の場合、オフラインインストールをご利用ください。
オフラインインストールの場合、AISVisionインストール後に後述のPackageManagerからAISVision Packageのファイルを読み込ませて必要なモデルファイルのインストールを行います。
項目 | 対象PC |
---|---|
オンラインインストール | インターネットにつながっているPC |
オフラインインストール | インターネットにつなげる事ができないPC セキュリティによりファイルダウンロードが制限されているPC |
2.AISVisionのインストール
はじめに、AISVision Software Installerをインストールします。
インストール完了後、アップデートパッチがあるならAISVision Software Patchをインストールします。
AISVisionソフトウェアを起動するとパッケージ未インストールの警告が表示されます。

OKをクリックして”PackageManager”を起動してください。
現在、以下のパッケージがPackage Installタブからインストール可能です。
インストールしたパッケージのアンインストールはPackage Uninstallのタブから実行可能です。
Model [AIモデルファイル] |
|
---|---|
Example Projects [サンプルプロジェクトファイル] |
|
Application [サポートツール] |
|

オンラインインストールの場合
画面左のOnlineボタンが選択されている場合、選択したパッケージをダウンロードしてからインストールします。
必要なパッケージにチェックを入れてください。
Start Installのボタンをクリックすると、選択したパッケージのダウンロードとインストールが実行されます。
オフラインインストールの場合
画面左のOfflineボタンが選択されている場合、Loadボタンが追加されるのでクリックします。
ファイル選択画面でAISVision Packageに含まれるパッケージファイルを読み込ませてください。
パッケージリストが更新されます。
その後、必要なパッケージにチェックを入れてください。
Start Installのボタンをクリックすると、選択したパッケージのインストールが実行されます。

インストールが成功したら、Backボタンでインストール完了画面を閉じます。
3.CUDA Pathの設定
次に、PackageManagerのEnvironment Settingsタブを選択します。
Selectボタンをクリックして、CUDA v11.8.0がインストールされたフォルダを指定してください。
デフォルトインストールパスの場合、以下の場所を指定します。
C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v11.8
正しいパスが指定されているのを確認してからSaveボタンをクリックして設定保存します。
4.日本語化
開発ライセンス用のUSBドングルキーをPCへ接続します。
AISVisionのショートカットをクリックしてソフトを起動します。ホーム画面が無事起動していれば、ドングルキーは認識されています。
Trainerを選択します。

モデル作成画面の左下にある歯車アイコンをクリックします。

Languageの項目で”日本語”を選択するとダイアログ内の各項目やヘルプガイドが日本語に置き換わります。

※最新版をチェックする場合はアップデートをチェックするのボタンをクリックしてください。
5.ユーザーガイド
モデル作成画面の左下にある?アイコンをクリックします。
PDFのヘルプマニュアルが格納されているフォルダが開きます。
モデルの作成方法についてステップごとに画像付きで解説があるので、ガイドの内容を確認しながらモデル作成作業を行ってください。
AISVision Predict SDKのインストール
1.AISVision Predict SDKのダウンロード
下記リンクをクリックして、表示されたWebページ内のEXPAND ALL-をクリックします。


下記項目のDOWNLOADボタンをクリックしてファイルをダウンロードします。
Webページ内の項目 | バージョン | |
---|---|---|
AISVision Predict SDK | AISVision Software API Reference | 1.6.2 |
注意
AISVision Software API Reference with CUDA12はCUDA12環境向けの試験的なSDKです。
テスト版SDKのため推論処理速度など様々な点で通常のSDKに比べ劣ります。
サポートするOSなどの対応環境は以下のとおりです。
対象OS | Windows10, 11(64bit版) |
---|---|
対象プログラム言語 | C, C++, C# |
対象PC環境 | NVIDIA製GPU搭載PC(AISVisionAPI利用の場合) Inte製CPU搭載PC(AISVinoAPI利用の場合) |
2.AISVision Predict SDKのインストール
ダウンロードしたZipファイルを解凍し、任意の場所に配置して利用します。
解凍したAISVision Predict SDKの各フォルダの内容は以下のとおりです。
AISVision Predict SDKフォルダ構成
フォルダ名 | 説明 |
---|---|
app | C/C++、C#のサンプルコードがAISVisionAPI用とAISVinoAPI用それぞれ格納されています。 |
bin | 必要なランタイムファイルが格納されています。 実行ファイルと同じフォルダかパスの通った場所にコピーして利用します。 また、C#のライブラリファイルも格納されています。
|
doc | SDKで利用可能な関数の説明などヘルプファイルが格納されています。 AISVisionAPI用とAISVinoAPI用それぞれでC/C++、C#用のファイルに分かれています。
|
example_data | サンプルコードで利用するモデルファイルや画像データが、各モデルフォルダに分けて配置されています。 |
include | C/C++用のincludeファイルが格納されています。includeパスへはこの場所を指定してください。 |
lib | C/C++用のライブラリファイルが格納されています。
|
license | ライセンス条項が記載されたテキストファイルが格納されています。 |
3.Pythonへの対応
下記リンクをクリックして、Python用ラッパーファイルをダウンロードしてください。

ダウンロードしたZipファイルを解凍し、AISVision Predict SDKを展開したフォルダへコピーしてください。

このラッパーはAISVision Predict SDKのbinフォルダ内のdllファイルを利用します。
binフォルダ内にラッパーファイルの[aisv_lib.py, aisvino_lib.py]が格納されていれば利用可能です。
サンプルはASIVisionAPI用とASIVinoAPI用がそれぞれ用意されています。
詳細は同梱されているreadme.txtの内容をご確認ください。
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