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ADLINK社 4port LANカードPoE対応 PCIe x4(Gen2)

製品名

AdLink PCIe-GIE74P-PoE

PCIe-GIE74
point
  • PCI Express® x4(Gen2)
  • 独立4ポートのGigENICカード
  • 4ポート同時PoE運用可能
  • シンプルな構成で複数台カメラをフレーム落ちなく安定動作
  • 動作環境温度0˚C ~ +70˚C
  • PCIe バス/4ピン Molex コネクタから最大 20/60W PoE 電力

なぜハブではなくクアッドのNICカードを用いるのか?

ハブを使用した場合

4複数のGigEカメラをハブを用いて接続する場合を検討してみます。上記のようにカメラからはそれぞれ最大1Gbpsのデータがハブに送信されます。同時にカメラを動作した場合、一度にハブが受けるデータは最大4Gbpsになります。しかしハブのバッファメモリが十分でないと、パケットコンフリクトを起こしフレーム落ちやデバイスロストを起こすリスクが高まります。GigEVisionではパケット再送機能が実装されており多少のパケットロスについてはパケットの再送によって、通常は問題なく画像データが取得できますが、用いるカメラの解像度・フレームレート・ハブのバッファ容量等によって、GigEVisionのパケット再送機能だけでは対応できない状況になる事があります。カメラを1台ずつ切り替えて、同時ライブ表示をしない場合は、ハブでも問題はありません。

クアッド拡張カードを使用した場合

一方でクアッドのNICカードを用いた場合、上記の通りカメラ4台を並列に同時に独立に制御できパケットコンフリクトを回避できます。このように複数台のGigEカメラを安定動作させることができます。

クアッドGigE拡張カードを用いる時の注意点 ①
カメラ名 カメラIPアドレス NIC名 NICIPアドレス
A 192.168.100.10 a 192.168.100.11
B 192.168.101.10 b 192.168.101.11
C 192.168.102.10 c 192.168.102.11
D 192.168.103.10 d 192.168.103.11

クアッドGigE拡張カードはNICコントローラが4つ搭載されていてそれぞれ独立にカメラをコントロールしますが、IPアドレスの設定例は右の通りになります。4つのカメラをA、B、C、D、クアッドGigE拡張カードの4つのNICを、a,b,c,dとすると、IPアドレスは右の例ように設定します。サブネットマスクはいずれも255.255.255.0です。

クアッドGigE拡張カードを用いる時の注意点 ②

PoEで運用する場合は、カメラに電源を供給するために、4ピンペリフェラル電源コネクタ経由で電源供給が必要です。こちらに電源供給をしなくてもNICはPCIeのバスから電源供給がなされているのでOSからは認識されます。しかし、PoEで運用する場合はPCIeのバスからの電源供給だけでは足りないのでこちらの外部電源から供給が必要です。

仕様

商品コード(型番) AdLink PCIe-GIE74P-PoE
バス PCI Express x4 (Gen2)
イーサネットポート 4 fully-integrated Gigabit Ethernet Media Access Control(MAC)
and physical layer (PHY) ports.
PoE+ (Power over Ethernet Plus), IEEE 802.3at compliant,
supporting 0, 1, 2, 3, and 4, providing up to 30W
9 kB jumbo frame support
イーサネットコントローラ Intel I210IT
機能 PoE Power Management
Link Aggregation, IEEE 1588 (PTP technology)
Multiple cards and multiple cameras
PoE Protection
使用環境温度 / 湿度 60℃ PoE 0℃ ~ +70℃ / 5% ~ 90% 結露しないこと
消費電力 +3.3V max @ 3A
サイズ 167.6 mm x 106.6 mm

価格

商品コード(型番) 構成/内容 価格 納期
AdLink PCIe-GIE74P-PoE AdLink 4port LANカードPoE対応 PCIe x4(Gen2) お問い合わせ

対応機種(The Imaging Source社)

DFKシリーズ

GigEVisionとDirectShowに対応。複数台のカメラを1台のPCで制御可能。熱害予防ヒートシンク標準付属モデル、小型PoE対応ボードモデルもあり。 自動露光制御機能、付属の簡単なソフトウェアですぐに動作&運用可能。最新のPYTHON、Starvis、Pregiusセンサが搭載。即日貸出しも可能。

DFKZシリーズ

フォーカス、アイリス、ズームをソフトウェアから制御可能カメラ筐体内に電動ズームレンズを内蔵したカメラシリーズ。
オートフォーカスにも対応。屋外の橋梁監視などにも。

対応機種(Baumer社)

VCXGシリーズ

GigEVisionに対応。複数台のカメラを1台のPCで制御可能。
防水防塵対応のIP67モデルを用意し、-40 ~ +70℃の広い環境温度に対応。
耐振動・耐衝撃性能やモデル毎にセンサの光軸中心位置を微調整するなど、厳しい出荷基準で管理された確かな品質で高い動作安定性を実現。

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