TLH CCSはCSマウントからM12マウントレンズする変換リング（左側）とイモネジ（中央）と六角レンチ（右側）が付属しています。変換リングの穴にイモネジを通してM12マウントレンズを固定します。

まず、TLH CCS を取り付けるためにC/CS変換リング（＝５mm接写リング）を取り外し下記のようにCSマウントにしてください。

M12マウントレンズを取り付け、ビューワーソフトを見ながらピントが合っているか調整します。ピントが合う位置が決まったら下図のように変換リングの穴にイモネジをねじ込み固定します。

注意点として、カラーカメラには通常、マウント部分にIRカットフィルターが取り付いています。
M12マウントミニレンズを取り付ける時にこのフィルターにぶつかり割れてしまう事があります。CSマウントカメラでM12マウントミニレンズを利用したい場合は、基本的にはモノクロカメラモデル、カラーカメラ（IRカットフィルター無し）モデルを検討するようにしましょう。詳細は下記を参照ください。
https://www.argocorp.com/UVC_camera/UVC_IRcutfilter.html

The Imaging Sourceカメラ 例）
DFK・・・カラーカメラIRカットフィルター有り
DBK・・・カラーカメラIRカットフィルター無し
DMK・・・モノクロカメラIRカットフィルター無し

TLH CS-fは下図の通りCSマウントからM12マウントレンズする変換リング（左側のリング）と固定リング（右側のリング）が付属しています。この２つのリングを使ってレンズを固定します。TLH CCSより薄型なのでM12マウントミニレンズを奥までねじ込む必要がある場合にはこちらを利用しましょう。

まず、TLH CCS を取り付けるためにC/CS変換リング（＝５mm接写リング）を取り外し下記のようにCSマウントにしてください。

次に変換リングの六角面が上になるように取り付けてください。

その後、固定リングをレンズに通して変換リングに取り付けます。

ビューワーソフトで画像を確認しながらピントを合う位置を調整し、固定リングを閉めてレンズを固定します。

同じく注意点として、カメラのマウント部分のIRカットフィルターにレンズが当たらないように注意しましょう。

https://www.argocorp.com/UVC_camera/UVC_IRcutfilter.html

用いるレンズによっては固定リングを挟むと奥までねじ込めずにフォーカスが合わないものがあります。その場合はレンズのねじ切りにシーリングテープを巻いてからレンズをねじ込んでレンズを固定するようにしましょう。

M12マウントミニレンズは様々な種類があります。レンズの種類によってTLH CCSとTLH CS-fを使い分けていただく必要があります。基本的に、TLH CS-fは全てのレンズに対応していますが、TLH CCSはイモネジでサイドからレンズを固定するのでフォーカスの調整がしやすいです。