産業用UVCカメラのすすめ 産業用UVCカメラのすすめ

解像度

解像度とは?

解像度とは、カメラで取得した画像の細かさの事です。1枚の静止画は多数のドットで構成されています。例えば、カメラの解像度が720×540である場合は388,800pixel(約40万画素)で表現されていることになります。

通例では横×縦で表現されます。同じ「解像度」という言葉でも、「モニタの解像度」や、「レンズの解像度」といった文脈で語られる事もあるので注意が必要です。

どれくらいの解像度が必要か?

産業用UVCカメラは、VGA(約30万画素)~ 5472×3648pixel(2000万画素)程度までラインナップがあります。例えば、400×300mmの視野の中の2mm角文字をOCRや画像処理認識するのに、20×20pixelのピクセルが必要であるならば、カメラは4000×3000pixel(1200万画素)の解像度が必要になります。

もしくは、モニターにカメラライブ表示を映し出し、それを目視で確認するような用途の場合は、解像度が500万画素以上必要なケースは稀です。

コストについて

解像度の高い産業用カメラが必ずしも高価であるというわけではありません。カメラのコストは「シャッター」と「センササイズ(フォーマット)」の影響を大きく受けます。

グローバルシャッターだと高コスト、ローリングシャッターだと低コスト、センササイズが大きいと高コスト、センササイズが小さいとローコストという傾向があります。グローバルシャッターで高解像度(500万画素以上)なカメラは解像度がUPすればコストはかなりあがる傾向にあります。