IC Imaging Control (.NET C#/Visual Basic)

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    ICImagingControl WEB APIリファレンスマニュアル/サンプルプログラム

    :日本語対応済み :日本語化準備中
    開発言語 APIリファレンスマニュアル サンプルプログラム
    C 4.0
    ()
    - - 4.0
    ()
    - -
    C++ 4.0
    ()
    3.5
    ()
    3.4
    ()
    4.0
    ()
    3.5 3.4
    ()
    C#/VB.NET 4.0
    ()
    3.5
    ()
    3.4
    ()
    4.0
    ()
    3.5
    ()
    3.4
    ()
    Python 4.0
    ()
    3.5 3.4
    ()
    4.0
    ()
    3.5 3.4
    ()

カメラの映像を既存のアプリケーションに組み込む方法

概要

既存のアプリケーション(Windowsフォームアプリケーション)にTheImagingSource社のカメラで撮影した映像をWindowsフォーム画面に表示させる方法について説明します。

使用環境

Visual Studio 2022 Current(Visual Studio2010 .NET 2010以降)
Windows10 以上

手順1 準備

  1. 最新のVisual Studioをインストール(下記ではVisual Studio 2022を使用しています)
  2. TheImagingSourceカメラ(USBカメラ あるいは GigEカメラ)を用意
  3. TheImagingSourceカメラのドライバをインストール
  4. TheImagingSourceカメラのSDK「4-2)IC Imaging Control .NET Component for C#, VB.NET projects」をインストール

手順2 Visual Studioでプロジェクト作成

Visual Studioを起動します。プロジェクトを作成するために[ファイル]メニューにある[新規作成]を選択し、「C#」あるいは「Visual Basic」の「Windows フォームアプリケーション(.Net Framework)」を選択してください。
テンプレートからを選択し、「Windows フォームアプリケーション」を選択します。

上記の画面にて.NET Frameworkバージョンを選択します。.NET Frameworkバージョン2.0から使用する事ができますが、ここでは「.Net Framework 4.8」を選択しています。使用するPCの環境に応じてフレームワークのバージョンを変更してください。
[作成]ボタンを押してプロジェクトを作成します。

上記の画面が起動します。

手順3 参照の追加(dllの追加)

手順1でインストールしたIC Imaging Control(カメラの映像を見るためのライブラリ)を使用するためにパスを追加します。
まず、「ソリューションエクスプローラー」に表示されている[参照]の上で右クリックして、[参照の追加]を選びます。

参照マネージャーにて「TIS.ICImagingControl35.dll」を追加します。
表示されていない場合には下記のパスのdllを追加します。

C:\Program Files (x86)\The Imaging Source Europe GmbH\IC Imaging Control 3.5 .NET Library\bin\x64

上記のようにTISソリューションエクスプローラーで「TIS.ICImagingControl35」が表示されていれば連携完了です。

手順4 dllの追加を使用する

dllで使用するにはVisual Studioの「ツールボックス」欄にて右クリック→[アイテムの選択]をクリックします。
もしツールボックスがなければ、[表示]メニューから「ツールボックス」を選択してください。

[ツールボックスアイテムの選択]ダイアログが表示されますので ICImagingControl が出てくるまでスクロールしてください。そのバージョンが3.5で始まっていることを確認し、チェックを入れてください。[OK]ボタンを押して進みます。

ICImagingControlが「ツールボックス」にリストされ、使用される準備が整いました。

手順5 フォームにコントロールの追加を使用する

「ツールボックス」よりICImagingControlをクリックしプロジェクトフォームにドラッグしてください。
上記のようにフォーム上に白い四角が表示されます。

namespace TEST
{
    public partial class Form1 : Form
    {
        public Form1()
        {
            InitializeComponent();
        }
        
        ////////////////////////////
        //↓コード追加分(フォームを起動したときにデバイス選択しライブスタート開始)
        private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
        {
            icImagingControl1.ShowDeviceSettingsDialog();

            if (icImagingControl1.DeviceValid)
                icImagingControl1.LiveStart();
        }
        //↑コード追加分
        ////////////////////////////
    }
}

Form1.csに下記のコードを追加するだけでDevice Settingsダイアログ画面とライブスタートを開始することができます。

実行画面

上記のようにicImagingControl1のパネルを張り付けるだけで簡単に既存のアプリケーションにカメラの映像を組み込むことができます。

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