Grabber::addListener Method

特定のイベント用のコールバックハンドラを登録します。

構文

void addListener( GrabberListener* pListener, DWORD callback = -1 );
パラメータ 説明
pListener 登録するコールバックハンドラへのポインタを指定します。コールバックハンドラはGrabberListenerクラスライブラリリファレンス>クラス>GrabberListenerから継承する必要があります。
callback pListenerによって参照されるオブジェクトがハンドルするイベントを指定します。
GrabberListener::tListenerTypeクラスライブラリリファレンス>クラス>GrabberListener>GrabberListener::tListenerTypeのコンビネーションがイベントを指定します。
バイナリのOR演算を2つ以上のlistnerタイプに使用されます。 デフォルトでは-1となります。
-1 は可能性のある全てのGrabberListener::tListenerTypeクラスライブラリリファレンス>クラス>GrabberListener>GrabberListener::tListenerTypeのコンビネーションです。

備考

このメソッドはGrabberの内部リストへGrabberListenerクラスライブラリリファレンス>クラス>GrabberListenerを追加するために使用します。GrabberListener::tListenerTypeクラスライブラリリファレンス>クラス>GrabberListener>GrabberListener::tListenerTypeが定義するイベントが発生した場合、Grabberはイベント用に追加されたリスト内のlistenerオブジェクトのコールバック関数を呼び出します。1つのGrabberListenerクラスライブラリリファレンス>クラス>GrabberListener オブジェクトが複数のイベントをハンドルすることもあります。パラメータコールバックはlistenerオブジェクトがハンドルする一連のイベントを指定します。コールバックの値の一覧についてはGrabberListener::tListenerTypeクラスライブラリリファレンス>クラス>GrabberListener>GrabberListener::tListenerTypeを参照ください。コールバックについてのより詳しい情報についてはGrabberListenerクラスライブラリリファレンス>クラス>GrabberListenerをご覧ください。
シンクが FrameHandlerSinkクラスライブラリリファレンス>クラス>FrameHandlerSinksnap modeクラスライブラリリファレンス>クラス>FrameHandlerSink>FrameHandlerSink::setSnapMode Methodの設定がfalseの場合、GrabberListener::frameReadyクラスライブラリリファレンス>クラス>GrabberListener>GrabberListener::frameReady Methodメソッドがコールされます。snap modeクラスライブラリリファレンス>クラス>FrameHandlerSink>FrameHandlerSink::setSnapMode Methodtrueの場合はFrameHandlerSink::snapImagesクラスライブラリリファレンス>クラス>FrameHandlerSink::>FrameHandlerSink::snapImages Methodがコールされます。

サンプル

addListenerメソッドの使用例についてはコールバック関数を使用するプログラマーズガイド>コールバック関数を使用するをご覧ください。