DeNoise フィルタ

DeNoise何枚ものフレームを平均化することでノイズを減らすことができます。

DeNoise フィルタの使用方法

以下のコードを使ってDeNoiseフィルタをアプリケーションにロードすることができます。

// stdfilters.ftfモジュールからDeNoiseフィルタをロードする
#ifdef _DEBUG         
    smart_com<IFrameFilter> pFilter = FilterLoader::createFilter( "DeNoise",   // フィルタ名
                                    "stdfiltersd.ftf" ); // モジュールファイル
#else
    smart_com<IFrameFilter> pFilter = FilterLoader::createFilter( "DeNoise",   // フィルタ名
                                    "stdfilters.ftf" ); // モジュールファイル
#endif

パラメータ

DeNoiseフィルタのパラメータにはDeNoise Levelのみです。

DeNoise Level

DeNoise Levelは平均化する際に何枚のフレームを使用するかを決めます。

Note: 実際に平均化されるフレーム数は2^n (2のn乗)となるため、DeNoise Levelを2に設定した場合、4フレームが平均化されることになります。

このパラメータはライブ画像表示中には設定はできません。

プロパティダイアログ

平均化に使用するフレーム数の変更は以下のプロパティダイアログで可能です。

プログラムからパラメータにアクセスする

プリケーションでパラメータの設定をする場合、以下のソースコードを利用することで可能となります。

long level = 0;
// 現在のdenose levelの呼び出し
pFilter->getParameter( "DeNoise Level", level );

// denoise levelの変更
level = 3;
if( m_Grabber.isLive() == false )
{
  // denoise level の設定はライブ画像表示中にはできません。
  // setParameter()によりエラーが返されます。
  pFilter->setParameter( "DeNoise Level", level );
}