InitLibrary Method

IC Imaging Controlクラスライブラリの初期化を行います。

構文

bool InitLibrary( const char* pLicenseKey, DWORD coinitmode = 0 );
bool InitLibrary( const char** ppLicenseKeys, unsigned int count, DWORD coinitmode = 0 );
名前 説明
pLicenseKey パラメータは0 (NULL)に設定しておく必要があります。PRO版IC Imaging Control のライセンスキーを持っていればここに設定します。
coinitmode CoInitalizeEXに渡すパラメータを指定します。-1を渡すと、ライブラリはCOMを初期化しません。指定しない場合は COINT_MULTITHREADEDが使用されます。
COINIT_APARTMENTTHREADEDCOINT_APARTMENTTHREADEDを指定する事もできます。

戻り値

成功した場合にはtrueを、そうでない場合にはfalseを返します。

備考

IC Imaging Controlのクラスを利用するアプリケーションの開始前にInitLibraryをコールする必要があります。
InitLibraryのコールは必ずExitLibraryで閉じる必要があります。

サンプル

IC Imaging Control トライアル版の場合。

if( !DShowLib::InitLibrary( 0 ) )
{
     return FALSE;
}

すでにCoInitializeをコールしている場合は以下のようにします。

CoInitialize( 0 );
if( !DShowLib::InitLibrary(0, -1 ) )
{
     return FALSE;
}