FilterInfoObject::getInternalInterface Method

internalインターフェースへの参照を返します。

構文

template<class TItf>
smart_com<TItf> getInternalInterface( smart_com<TItf>& pItf ) const;
smart_com<TItf> getInternalInterface( REFIID riid, smart_com<TItf>& pItf ) const;
パラメータ 説明
pItf インターフェースリファレンスへのsmart_com。
riid インターフェースID。

戻り値

要求されるインターフェースへの参照、インターフェースがサポートされていない場合は0となります。

備考

このメソッドによりコーデックからカスタムのインターフェースを取得できるようになります。
メソッドを使用するにはコンパイラが__uuidof演算子をサポートしていなければなりません。
コンパイラが __declspec( uuid( "iid" ) ) をサポートしていればこれで iid をインターフェースに割り当てることが可能です。そうでない場合、iid はパラメータとしてメソッドに渡さなければなりません。

インフォメーション

IC Imaging Control 2.0より導入

サンプル

以下のサンプルはコーデックよりインターフェースを取得する方法を紹介しています。

smart_com<ICodecInterface> pItf;
if( pFilterInfoObject->getInternalInterface( pItf ) == 0 )
{
   ... // インターフェースがサポートされていないためエラーをハンドリング
}
else
{
   ... // インターフェースを使用
}