DeBayerTransform

DeBayerTransformはIC Imaging Controlの自動ディベイヤ(ベイヤ解除)処理を制御するためのクラスです。

BY8ベイヤフォーマットが選択されている場合、その画像データは自動的にディベイヤ処理されます。このクラスはその処理を制御するためのものです。

Grabber::getDeBayerTransformクラスライブラリリファレンス>クラス>Grabber>Grabber::getDeBayerTransform Method をコールしてDeBayerTransformクラスのインスタンスを取得します。IC Imaging Control が画像データに自動的にディベイヤ処理を行うかどうかをチェックするにはisActiveクラスライブラリリファレンス>クラス>DeBayerTransform>DeBayerTransform::isActive Methodメソッドをコールします。ベイヤフォーマットでRawの画像データを出力するカメラがBY8のフォーマットに対応していない場合、StdFilter.ftfモジュールよりロード可能なDeBayerフィルタを使用することでその問題を解決できます。フィルタを使用してのディベイヤ処理に関する詳細はこちら技術関連項目>ディベイヤ処理をご参照ください。

インフォメーション

ヘッダファイル: tisudshl.h
ネームスペース: DShowLib

IC Imaging Control 3.0より導入

メソッド

メソッド 説明
getDeBayerModeクラスライブラリリファレンス>クラス>DeBayerTransform>DeBayerTransform::getDeBayerMode Method 現在アクティブなディベイヤ処理アルゴリズムを返します。
getStartPatternクラスライブラリリファレンス>クラス>DeBayerTransform>DeBayerTransform::getStartPattern Method 選択中のスタートパターンを返します。
isActiveクラスライブラリリファレンス>クラス>DeBayerTransform>DeBayerTransform::isActive Method 画像データがディベイヤ処理中がどうかチェックします。
setDeBayerModeクラスライブラリリファレンス>クラス>DeBayerTransform>DeBayerTransform::setDeBayerMode Method 画像データのディベイヤ処理のアルゴリズムを選択します。
setStartPatternクラスライブラリリファレンス>クラス>DeBayerTransform>DeBayerTransform::setStartPattern Method Raw画像データのピクセルをアルゴリズムがどのように読み取るかを決定します。最初の行の始めの2つのピクセルのパターンが一致する必要があります。

エニュメレーション

エニュメレーション 説明
tDeBayerModeクラスライブラリリファレンス>クラス>DeBayerTransform>DeBayerTransform::tDeBayerMode ディベイヤ処理のアルゴリズム設定のためにtDeBayerMode エニュメレーションが使用されます。
tStartPatternクラスライブラリリファレンス>クラス>DeBayerTransform>DeBayerTransform::tStartPattern 画像データの最初の行のベイヤースタートパターンを全て含むエニュメレーションです。