イメージバッファにアクセスする

ここではイメージバッファの利用について説明します。
このサンプルは IC Imaging Controlインストールディレクトリの%TOPLEVEL%\Samples\VC\Pixelformatにあります。このプログラムを実行するには、このディレクトリ内のソリューションファイルPixelformat.slnを開いてメニューよりビルド -> ビルド Pixelformatと選択します。それからデバッグ -> スタートとクリックすることで実行することができます。

利用可能なカラーフォーマット

  • Y800プログラマーズガイド>イメージバッファにアクセスする>Y800

    Y800は8bit、モノクロのフォーマットです。すべてのピクセルが1バイトで表されます。イメージバッファのピクセルは左から右へ、上から下へと組織されます。つまり、イメージバッファの1バイトめが映像における1番上のラインの最初のピクセルに対応しているということです。

  • Y16プログラマーズガイド>イメージバッファにアクセスする>Y16

    Y16は16bitのグレイスケールフォーマットです。イメージバッファのピクセルは左から右へ、上から下へと組織されます。

  • RGB24プログラマーズガイド>イメージバッファにアクセスする>Y800

    RGB24は24bit 、カラーのフォーマットです。すべてのピクセルが3バイトで表されますが、1バイトがそれぞれ1色の値に対応します。'RGB' は それぞれRed(赤)、Green (緑)、Blue (青) を意味し、 3つのバイトがそれぞれRed, Green, Blueの値を表しているということになります。

  • RGB32プログラマーズガイド>イメージバッファにアクセスする>Y800

    RGB32は32bit、カラーのフォーマットです。RGB24と似ていますが、全てのピクセルがアルファ値を保持するためのバイトを余分にもっているところが違いです。アルファ値はピクセルの透過度を表す情報です。よって全てのピクセルは4バイトで構成されています。RGB32 は RGBAとも呼ばれます(アルファを表すAがつく) 。アルファ値はIC Imaging Controlでは使用されないため常に0となっています。RGB24 のピクセルフォーマットの場合と同様、IC Imaging ControlではRGB32 のピクセルフォーマットはBGRAというバイト 順になっています。イメージバッファのピクセルは左から右へ、下から上へと組織されます。

  • RGB64プログラマーズガイド>イメージバッファにアクセスする>Y800

    RGB64は64bitのカラーフォーマットです。全てのピクセルは8バイト(16bit)で構成され、BGRAバイトオーダーで記述されています。ピクセルは左から右へ、下から上へ構成されています。

  • UYVYプログラマーズガイド>イメージバッファにアクセスする>Y800

    UYVYは基本的には16ビットのカラーフォーマットです。RGBフォーマットとは違い、それにはred,green,blueのような値は含んでおりません。その代わりに輝度と色度を使用します。Yは輝度を表し、U (or Cb) と V (or Cr)が色度を表します。