ビニングとROI

ここではビニングとROIをセンサーに設定するための方法を示しています。

ビニングとROIをビデオフォーマットに設定する

使用するカメラがビニングとROIをサポートする場合、ビデオフォーマットにそれらを設定する方法が最もシンプルです。

cGrabber.setVideoFormat("RGB32 (640x188) [Binning 4x]");

ビデオフォーマットの列挙

以下サンプルはどのようにビデオフォーマットを列挙し、最大解像度のビデオフォーマットを作成する方法を 示しています。

Grabber::tVidFmtDescListPtr DescriptionList;
DescriptionList = cGrabber.getAvailableVideoFormatDescs();
for( Grabber::tVidFmtDescList::iterator pDescription = DecriptionList->begin();
               pDescription != DescriptionList->end(); pDescription++ )
{
  printf("%s\n", (*pDescription)->toString().c_str());
}

ループさせることで以下の様な結果が得られます(結果はビデオキャプチャデバイスに依存します)。

RGB32 (96x96-2592x1944)
RGB32 (96x96-1296x972) [Binning 2x]
RGB32 (96x96-648x484) [Binning 4x]
Y800 (96x96-2592x1944)
Y800 (96x96-1296x972) [Binning 2x]
Y800 (96x96-648x484) [Binning 4x]
BY8 (96x96-2592x1944)
BY8 (96x96-1296x972) [Binning 2x]
BY8 (96x96-648x484) [Binning 4x]
RGB24 (96x96-2592x1944)
RGB24 (96x96-1296x972) [Binning 2x]
RGB24 (96x96-648x484) [Binning 4x]

ここで、例えば「RGB32 (96x96-1296x972) [Binning 2x]」の意味としては、RGB32で2xのビニング設定であり、96x96から 1296x972までの解像度をサポートしたフォーマットである事を示しています。