ICImagingControl.LiveDisplayHeight Property

ビデオフレームの高さを返す、または設定します。

構文

[VB.NET]
Public LiveDisplayHeight As Integer
[C#]
public int  LiveDisplayHeight;

関連項目

LiveDisplayHeightプロパティはライブビデオフレームの高さを新しく設定するのに使います。LiveDisplayHeightの値がビデオフォーマットの高さと異なる場合、その映像に歪みが生じます。

LiveDisplayHeightLiveDisplayWidthクラスライブラリリファレンス>クラス>ICImagingControl>ICImagingControl.LiveDisplayWidth Property プロパティが変更され、それでもアスペクト比が固定されている場合、その映像はズームイン、もしくはアウトされたようになります。これらのプロパティによって、 フレームをIC Imaging Controlのウィンドウに納めるようにすることができます。

LiveDisplayDefaultクラスライブラリリファレンス>クラス>ICImagingControl>ICImagingControl.LiveDisplayDefault Property プロパティがFalseに設定されている場合、LiveDisplayHeightに値を渡すことのみ有効となります。LiveDisplayDefaultクラスライブラリリファレンス>クラス>ICImagingControl>ICImagingControl.LiveDisplayDefault Property プロパティがTrueの場合にはLiveDisplayHeightプロパティの値はビデオフォーマットの高さにリセットされます。

LiveDisplayHeightプロパティの単位はピクセルです。

構文

この例ではビデオフレームをIC Imaging Controlのウィンドウサイズ内に合わせる方法を紹介しています。

[VB.NET]
With  IcImagingControl1
     '  ビデオフレームののデフォルトの値を無効にします。
     .LiveDisplayDefault = False

     '  ビデオフレームの幅と高さをIC Imaging Controlのウィンドウに合わせます。
     .LiveDisplayHeight = .Height
     .LiveDisplayWidth  = .Width

     '  ライブ表示をスタートして画面を確認します。
     .LiveStart()
End With
[C#]
//  ビデオフレームのデフォルトの値を無効にする。
ICImagingControl1.LiveDisplayDefault = false ;

//  ライブビデオフレームの幅と高さをIC Imaging Controlのウィンドウに合わせます。
ICImagingControl1.LiveDisplayHeight = ICImagingControl1.Height;
ICImagingControl1.LiveDisplayWidth = ICImagingControl1.Width;

//  ライブ表示をスタートして画面を確認します。
ICImagingControl1.LiveStart();