ArrayDifference

モジュール: FoundationLite

最初の入力配列に含まれるが、2番目の入力配列には含まれない要素 (重複なし) の配列を返します。

名前 説明
Input value
inArray1 <T>Array 1つ目の入力配列
Input value
inArray2 <T>Array 2つ目の入力配列
Output value
outArray <T>Array 入力配列の差

このフィルタの型は、任意の有効な型を表す型変数Tを用いて定義されています。詳しくはこちら

説明

この操作は、inArray1 に含まれるが inArray2 には含まれない要素の配列を計算します。 この操作は配列を集合として扱い、入力配列内の重複する要素を無視し、結果も重複なしで計算します。

使用例

inArray1 = {1,1,1,2,2,3}
inArray2 = {1,1,4}
outArray = {2,3}

備考

このフィルタは基本的なデータ型およびその型の構造体でのみ具現化可能です。ImageやRegionのような比較不可能な複雑なデータ型で具現化すると、ドメインエラーが発生します。

Real型(またはこの型を含む構造体)のデータ比較にこのフィルタを使う場合は注意が必要です。非常に小さな(ほとんど気づかない)値の差異が、予測不能な比較結果の不一致を引き起こす可能性があります。

エラー

このフィルタはエラーを報告するために例外を投げることがあります。エラー処理についてはエラーハンドリングをご覧ください。

比較不可能な複雑なデータ型 "TypeName" が ArrayDifference で使用されました。

複雑さのレベル

このフィルタはエキスパートレベルの複雑さに対応しています。

関連項目

  • ArraySymmetricDifference – 入力配列のうち奇数個の配列に含まれる要素の配列を返します(重複なし)。