映像入力ポートに特定のEDIDを使用する

EDID(Extended display identification data)はモニタなどの映像ディスプレイデバイスによって提供されるデータです。EDIDはPCまたはその他の映像出力デバイスのグラフィックカードなどの映像ソースに対するディスプレイの機能を記述します。

Pearl Nanoでは、映像オソースはEDID情報を使用して、モニタがサポートする解像度、色深度、その他の設定を決定します。

EDIDはDVIソースにとって非常に重要です。

Pearl Nanoの映像入力ポートには、工場出荷時にEDIDが設定されています。ラップトップやカメラなどの映像ソースをPearl Nanoに接続すると、映像ソースはPearl Nanoをモニタであるかのように認識します。入力ポートに割り当てられたEDIDは、映像ソースによって読み取られ、Pearl Nanoに送信する映像信号を決定します。

通常、Pearl Nanoの映像入力ポートは、接続された映像ソースのモニタを正しくエミュレートします。ただし、ソースが表示プロパティのカスタムセットを使用する場合など、カスタムEDIDをアップロードする必要がある場合があります。

カスタムEDIDをPearl Nanoの入力ポートにアップロードすると、接続された映像ソースに特定の解像度や色深度などをポートに強制的に提供させることができます。