初期設定プリセットとFactory reset

AdministratorはPearl Nanoにdefault 構成プリセットを適用できます。default 構成プリセットにより、構成グループのほとんどの設定がリセットされます。default 構成プリセットの適用は、Factory reset(工場出荷時設定へのリセット)に似ていますが、Factory reset は構成プリセットよりも影響が大きくなります。下表で違いを説明します。

Item Factory default configuration preset Factory reset function
channel設定のリセット
channelの全録画ファイルの削除  
ネットワーク設定のリセット
前面スクリーンのPINリセット
ユーザーパスワードのリセット
作成した構成プリセットの削除
KalturaやPanoptoのCMS登録情報の削除
スケジュールされ完了した全CMSイベントの録画削除
アップロードされた全メディアファイルの削除  
全ソース設定のリセット
EDIDを初期設定へリセット
全SCP/SFTP Identityの削除
全LDAP設定の削除
全AFU(自動ファイルアップロード)設定の削除

default 構成プリセットの適用はいくつか方法があります

default 構成プリセットの適用をするにはPearl Nanoの再起動が必要です。

Factory resetの方法は Factory resetを実行する をご参照ください。

Adminレベルの権限を与えられたOperatorはdefault 構成プリセットの適用とFactory resetが行えます。参照:operatorに管理者権限を与える

Pearl Nanoにdefault 構成プリセットを適用したり、Factory resetしたりしても、Kaltura CMSに登録されているリソースインスタンスは削除されません。同じリソース名を使用してPearl Nanoを再登録し、Kalturaにまだ登録されているリソースインスタンスを引き継ぐことができます。登録済のリソースを再割り当てする をご参照ください。