フルスクリーン表示 (Version 3.3)
ライブビデオをフルスクリーン表示する方法を示します。
Software | IC Imaging Control 3.3, Visual Studio™ 2010 |
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サンプル(C#) | full_screen_video_cs.zip |
ここで変更されるのは表示サイズだけであり、実際のイメージデータそのものは変更されません。
最初にプログラムは.ShowDeviceSettingsDialogによりデバイス選択ダイアログをよびだします。
ここで使用するデバイスを選択します。Form1_Load()の最後にはライブ表示を開始するために.LiveStart をコールしています。
ライブ表示のリサイズを行う前に、ICImagingControlの表示設定にデフォルトを使用しない様に設定する必要があります。 .LiveDisplayDefaultをfalseに設定します。
次に、フォームをその最大サイズに指定し(WindowState = FormWindowState.Maximized)、ボーダーの無い様に指定します(FormBorderStyle = FormBorderStyle.None)。そしてICImagingControlのドッキング動作を fill に設定します(icImagingControl1.Dock = DockStyle.Fill)。
private void Form1_Load(object sender, System.EventArgs e)
{
icImagingControl1.ShowDeviceSettingsDialog();
if( !icImagingControl1.DeviceValid )
{
Close();
return;
}
WindowState = FormWindowState.Maximized;
FormBorderStyle = FormBorderStyle.None;
icImagingControl1.Dock = DockStyle.Fill;
icImagingControl1.LiveStart();
}
このプログラムではForm1_Load()の中でICImagingControlをスクリーン全体をカバーするように指定しています。
ライブ表示のサイズはICImagingControlのResizeイベントハンドラーの中でセットされています。
private void icImagingControl1_Resize(object sender, System.EventArgs e)
{
icImagingControl1.LiveDisplayDefault = false;
icImagingControl1.LiveDisplayWidth = icImagingControl1.Width;
icImagingControl1.LiveDisplayHeight = icImagingControl1.Height;
}
このサンプルプログラムでは、画面上をクリックする事でライブが中断されます。
ここでは ICImagingControl1_MouseUpを使用しています。Closeはこのイベントハンドラーの記述の中で使用されるべきではないかもしれません。そのため、正しくプログラムが終了されるようにCloseイベントは CloseDelegateフォームで実行されています。
private void icImagingControl1_MouseUp(object sender, MouseEventArgs e)
{
BeginInvoke(new CloseDelegate(Close));
}