Visual Studio 2008 の公開ウィザードを使用して
アプリケーションを配布する

ここでは Visual Studio 2008用の公開ウィザードを使用したアプリケーションの配布方法を説明します。

公開ウィザードを起動させる

ソリューションエクスプローラーにてプロジェクトを右クリックし、コンテキストメニューから発行.. を選択します。ウィザードの手順に従い完了します。
これでVisual Studioは選択された場所にアプリケーションを公開しますが、公開されたファイルはまだ他の機器では動作しません。どのようにしてプロジェクトの設定を変更し、IC Imaging Control や Visual Studioがインストールされていないコンピュータ上でも動作するようにできるかを次に説明します。。このパッケージはMicrosoft® のウェブサイトからダウンロードする必要があります。

.必要なファイルをプロジェクトに追加する

メインメニューよりプロジェクト> 既存項目の追加と順に選択します。 32bitのマシンを使用しているのであれば C:\Program Files\Common Files\IC Imaging Control 3.4\bin\v2.0.50727\x86 にあるフォルダを参照し、次のファイルを選択してください。

  • TIS_UDSHL11.dll
64bitマシンであれば、
C:\Program Files\Common Files\IC Imaging Control 3.4\bin\v2.0.50727\x64のフォルダを参照し、次のファイルを選択します。
  • TIS_UDSHL11_x64.dll
リンクとして追加を選択し、プロジェクト内にこれらのファイルをリンクとして追加します。

ソリューションエクスプローラーにてこれら全てのリンクを選択し右クリックからプロパティを選択します。プロパティウィンドウにて、ビルドアクションコンテンツにセットします。 これによって公開ウィザードが確実にそれらのファイルをプログラムの実行ファイルの隣に置いてくれるようにします。。このパッケージはMicrosoft® のウェブサイトからダウンロードする必要があります。

.公開オプションの設定

ソリューションエクスプローラーにてプロジェクトを右クリックしてコンテキストメニューよりプロパティを選択します。それから発行タブに移動します。アプリケーションファイル...ボタンをクリックしダイアログを表示させます。そこでTIS.Imaging.ICImagingControl34dll発行の状況を含むにセットします。OKを押してダイアログを閉じます。必須コンポーネント...ボタンをクリックして必須コンポーネントダイアログを表示させます。IC Imaging Control 3.4ではVisual C++ Runtime Libraries (x86)にチェックを入れる必要があります。。このパッケージはMicrosoft® のウェブサイトからダウンロードする必要があります。

.公開プロセスのテスト

ソリューションエクスプローラーにてプロジェクトを右クリックしてコンテキストメニューよりプロパティを選択します。それから発行タブに移動します。
今すぐ発行を押します。
Visual Studioがアプリケーションをコンパイルし、公開ウィザードにてさきほど指定した場所にsetupファイルをコピーします。
IC Imaging Control 、Visual Studioがインストールされていないコンピュータを使って指定の保存場所に移動します。セットアップにて必要なものが一通りインストールされ、アプリケーションを起動させることができます。