管理者画面で診断テストを行う

管理者画面のConfigurationメニューから Network を選択すると、診断ツールへ簡単にアクセスできます。

利用可能な診断ツール:

Connectivity status:重要なネットワーク接続と802.1などの機能のステータスを表示します。
参照:接続ステータスの結果

Ping:Pearl Nanoがネットワーク上の指定された宛先サーバーに到達できるかどうかをテストします。すべてのネットワークがpingをサポートしているわけではありません。

Trace route:パケットトラフィックがPearl Nanoからネットワーク上の指定された宛先サーバーに到達するまでにかかるルートをトレースします。すべてのネットワークがtracerouteをサポートしているわけではありません。

Bandwidth test:最大帯域幅1000Mbpsまでの使用可能なアップロードおよびダウンロード帯域幅速度をMbps単位で表示します。

Domain name resolution:Pearl Nano用に構成されたDNSサーバーを使用して、Pearl Nanoが完全修飾ドメイン名(FQDN)を解決できることを確認します。

Probe:指定したネットワークプロトコルを使用して、Pearl Nanoがネットワークホストの特定のポートへの通信を確立できるかどうかを確認します。サポートされているネットワークプロトコルは、TCP、HTTP、HTTPS、RTSP、RTMP、RTMPSです。

ネットワークの問題を自分でトラブルシューティングするには、Pearl NanoのIPアドレスにpingを実行するか、8.8.8.8などのサーバーへのtracerouteを実行してください。ネットワークの問題を解決できない場合は、ご所属のネットワーク管理者に連絡して、Pearl NanoのIPアドレスとMACアドレスを提供してください。

診断ツール、テスト結果、前面スクリーンメニューから接続ステータス診断を実行する方法については 診断ツール をご参照ください。

管理者画面で診断を実行する

1.admin 権限で管理者画面にログインする。参照:管理者画面へ接続する

2.Configurationメニューの Network を選択する。Network設定ページが開きます。

3.Network diagnostics でドロップダウンから実行する診断テストを選択する。

a. Connectivity status を選択した場合、Start をクリックすると、結果が表示されます。

b. Ping を選択した場合、Start をクリックする前に、宛先サーバーのIPアドレスまたはドメイン名を入力します。

c. Trace route を選択した場合、Start をクリックする前に、宛先サーバーのIPアドレスまたはドメイン名をroutetraceに入力します。

d. Bandwidth test を選択した場合、Start をクリックすると、測定されたアップロードおよびダウンロード帯域幅が表示されます。

e. Domain name resolution を選択した場合、Start をクリックする前に、解決するIPアドレスまたはサーバー名を入力します。

f. Probe を選択した場合、ドロップダウンメニューからトランスポートプロトコルを選択し、Start をクリックする前に、宛先サーバーのIPアドレスまたはサーバー名をポートとともに入力します。例えば、次のように入力します。
10.100.10.1:1234 または domain.example.com:1234

4.Start をクリックする。