AFUからSCPクライアントへのパラメーターを設定する

管理者画面でAFUプロトコル転送タイプとしてSCPを選択すると、録画をSCP(セキュアコピー)クライアントに自動的にアップロードできます。

下表はSCPクライアントに対してAFUを設定するためのパラメーターです。

Name Description
Server address 宛先サーバーのIPアドレス(または完全修飾ドメイン名)
Server Port ターゲットサーバーが使用するSCPポート。標準ポートは22です。
Login SCPサーバーのユーザー名
Password SCPユーザーのパスワード

前提条件

|channelはすでにAFUに追加されている。参照:AFUに含めるchannelを設定する

|AFUは有効で、パラメーターが設定されている。参照:AFUの有効化/スケジュール/オプションの設定


管理者画面でSCPクライアントへのAFUアップロードを設定する

1.Automatic File Upload設定ページのプロトコル転送タイプとして SCP Client を選択する。

2.ターゲットサーバーのアドレス(Server address)を指定する。システムがDHCPで構成されているか、有効なDNS構成がある場合(DHCPの設定 を参照)、IPアドレスの代わりにサーバーの完全修飾ドメイン名を使用できます。

3.宛先SCPサーバーに使用するサーバーポート(Server Port)を指定する。標準ポートは22です。

4.Login に SCP アカウントのユーザー名を入力する。

5.Password SCPアカウントのパスワードを入力する。文字はドットでマスクされます。
(または、パスワードの代わりに認証にprivateキーの使用を選択できます)

安全なファイル転送のために、Pearl NanoのSSHIDをアップロードできます。このキーは、宛先サーバーによって信頼されている必要があります。キーの生成とこの信頼の設定の詳細は、このガイドの範囲外の内容です。

6.(オプションとして)SCPおよびSFTPクライアントのSSHIDを設定する。
IDがアップロードされていない場合、または新しいIDをアップロードする(古いIDを上書きする)場合:

a. Choose File をクリックし、ハードドライブからprivateキーファイルを選択し、Open をクリックする。

b. Upload をクリックしてファイルをアップロードする。

システムはSSH-1のRSAキー、SSH-2用のDSA、ECDSA、EC25519、RSAキーを受け入れます。キーは OpenSSH 形式である必要があります。

c. (オプションとして)Test your key でアップロードしたキーを安全なサーバーに対してテストする。

7.Apply をクリックする。