テキストオーバーレイのカスタムシステム変数

HTTPまたはRS-232APIを使用して、テキストオーバーレイで使用する独自のカスタムシステム変数を作成できます。これは、ライブストリームや録画中に変化するカスタムオーバーレイテキストを追加するのに役立ちます。
例えば、HTTP APIを使用すると、現在のGPS座標のシステム変数を作成し、スクリプトを使用して、ストリーム内の物理的な場所の変更に応じてカスタム変数のGPS座標を更新できます。 これは、値がN103 68201 W765 29712の gpsvar1 というカスタム変数の例です。カスタムシステム変数をテキストオーバーレイに挿入するには、Text欄に%(gpsvar1)と入力するだけです。
非等幅フォントを使用する場合、テキストオーバーレイのサイズは、コンテンツ内の文字と文字数に応じて変化します。レイアウトエリアのテキストオーバーレイのサイズを一定に保つには、等幅フォントを使用し、文字数が変わらないことを確認してください。

この場合のRS-232 SETコマンドの構文は、VAR.SET.<name> = <value>です。次に例を示します。
ここで、<name>は gpsvar1 で、<value>は N103 68201 W765 29712 です。 RS-232を使用したシステム変数コマンドの頻度に制限はありません。ただし、1度に発行できるコマンドは1つだけです。
HTTPシステム変数コマンドは、毎秒5回の頻度で発行されます。1つのHTTP SETコマンドに最大6つの変数を含めることができます。SETコマンドを発行すると、指定した変数を使用するすべてのchannelが更新されます。

システム変数はシステムの再起動時に削除されます。

グローバル変数コマンドの構文とそれらを使用する際の重要事項については、Pearl System API Guide をご参照ください。

カスタムレイアウト編集エリアでのアイテムのサイズ設定と配置の詳細については、カスタムレイアウト編集について をご参照ください。