構成プリセットに関する重要事項
構成プリセットのご利用前に、ご確認いただく重要事項についてご説明します。
|プリセットへのアクセスとプライバシーについて
|前面スクリーンのロックについて
|録画とストリーミングのステータスについて
|channelの録画ファイルについて
|Kalturaリソース登録と重複リソース登録について
プリセットへのアクセスとプライバシーについて
|構成プリセットを適用しても、録画ファイルは削除されません。Pearl Nanoにアクセスできるすべてのユーザーは、適用された構成プリセットに関連付けられている、保存されている録画ファイルやカスタムレイアウトなどにアクセスできます。
|構成プリセットは、パスワードなしで上書きおよび削除できます。管理者画面にログインしているユーザーは、既存の構成プリセットを削除または変更できます。
|構成プリセットを適用しても、プリセットに含まれていない構成グループの設定はクリアされません。つまり、ユーザー情報は非公開ではありません。
|メディアと録画ファイルの消去をする際、現在適用されている構成プリセット以外にも影響を与える可能性があります。ユーザーは、他のユーザーがアップロードしたメディアや録画ファイルを消去できます。
Pearl Nanoにアップロードしたメディアファイル(ロゴ、背景画像など)は構成プリセットに含まれており、channel グループを含むプリセットを作成するときにPearl Nanoに保存されている必要があります。それ以外の場合は、エラーが報告されます。
前面スクリーンのロックについて
front screen 構成グループには、前面スクリーンのPINセキュリティ設定が含まれます。前面スクリーンのPIN設定を行い front screen グループを含む構成プリセット適用することで、前面スクリーンの利用を全てロックすることが可能です。ロックを解除するには、管理者画面でPINをリセットまたは無効にします。PINセキュリティコードの設定 をご参照ください。
録画とストリーミングのステータスについて
channel 構成グループにはchannelの録画とストリーミングステータスが含まれます。つまり、構成プリセットの作成時にchannelが録画またはストリーミング中の場合、そのプリセットをchannelに適用すると、channelはすぐに録画(またはストリーミング)を開始します。同様に、channelが録画(またはストリーミング)していないときに設定プリセットが作成された場合、後でそのプリセットを適用しても、channelは録画(またはストリーミング)を開始しません。
これはchannelがプリセットを適用する前に録画またはストリーミングしていた場合、プリセットを適用した結果としてchannelが録画またはストリーミングを停止する可能性があることを意味します。
例えば、録画するように設定されたプリセットを適用する場合(同じ例がストリーミングにも適用されます)
|channelがすでに録画している場合、適用されたプリセットの録画ファイルタイプが異なる場合を除き、ファイルは中断することなく録画を続行します。その場合、新しいファイルが用意されそのファイルで録画が再開します。
|channelが録画していない場合、プリセットが適用されるとすぐに録画が開始します。
channelの録画ファイルについて
管理者画面のchannelメニューにある Recording ページに録画ファイルはリストされます。これらの録画ファイルはchannelグループを含む構成プリセットを適用しても削除されません。
録画ファイルを削除すると完全にデータは消えます。例えば、構成プリセットを作成した後にchannelのRecordingページにリストされた5つの録画ファイルから1つを削除した場合、プリセットを適用してもchannelのRecordingページにリストされる録画ファイルは4つです。
Kalturaリソース登録と重複リソース登録について
初期設定のdefault構成プリセットを使用、またはFactory resetでPearl Nanoを初期設定に戻しても、Kaltura CMSに登録されているリソースインスタンスは削除されません。その場合、同じリソース名を使用してPearl Nanoを再登録し、Kalturaにまだ登録されているリソースインスタンスを引き継ぐことができます。登録済のリソースを再割り当てする をご参照ください。
構成プリセットを適用して現在Kalturaに登録されている設定でPearl Nanoを置き換えると、置き換えられたPearl Nanoは登録されたリソースのIDを引き継ぎます。ただしこの状態は同じIDを持つ2つのアクティブなPearl Nanoリソースがあることになり、録画やスケジュールされたイベントのためにKalturaにアップロードされるコンテンツに影響を与える可能性があります。
Kalturaに同じ登録済みリソースIDを持つ2つのアクティブなデバイスが存在するリスクを回避するため、ひとつのPearl Nanoの電源を切りネットワークから切断し、Factory reset またはdefault構成プリセットの適用をおすすめします。