
MIPI CSI-2&FPD-Link IIIカメラ
NVIDIA Jetson、ラズパイへの画像処理アクセラレータ直結で低遅延

MIPI CSI-2またはFPD-Link-IIIカメラインターフェイスを選択する理由
The Imaging Source社(TIS社)のMIPI CSI-2またはFPD-Link-IIIカメラを用いれば、接続PCが持つ各種画像処理アクセラレータやISP(Image Signal Processor)、DSP(Digital Signal Processor)にダイレクトに画像データを取込む事ができます。その結果、取込レイテンシーとデータ変換のCPU負荷を回避することができます。TIS社のMIPI-CSI-2カメラは生の画像データを直接ISPインターフェイスに渡してタスクを行わせる設計なので、カメラハードウェアは必要最低限でローコストに済みます。一方のPCのISP側では、ベイヤー変換・色補正・色空間変換・ホワイトバランス・レンズ補正・画像データ圧縮(H.264 / H.256など)などのハードウェアアクセラレーション処理を実行します。

TISとNVIDIAのJetson組込マシンビジョン開発パートナー
TIS社は、NVIDIAJetsonプラットフォームでMIPICSI-2およびFPDLinkIIIカメラをサポートするためのオープンソースドライバーを提供します。また、NVIDIA™JetsonNano®、Xavier NX、AGX XavierおよびRaspberry Pi 4に6台のMIPI CSI-2またはFPD-Link-IIIカメラを接続できるハードウェアプラットフォームも提供します。TISのMIPI CSI-2/FPD-Link-IIIカメラとJetsonでの組合せでマシンビジョンAIの開発を行えば、大規模なコミュニティ/フォーラム・WEB公開情報、属人的サポートによって開発が非常にスムーズになります。

MIPI CSI-2&FPD-Link IIIカメラ
NVIDIA Jetson/Raspberry Pi 4 B 開発キット
- ISP画像処理プロセッサーへのダイレクト接続
- NVIDIA Jetson Nano
(128CoreGPU, Quad-core ARM A57 @ 1.43 GHz) - Raspberry Pi 4 B (4GB) モデルもあり
- libargus/GStreamer/DeepStream/Visionworks
MIPI CSI-2ボードカメラモジュール
- ISP画像処理プロセッサーへのダイレクト接続
- シンプル最小構成
- ケーブル長最大30cm
- 30x30x12mm
- DFM=カラー、DMM=モノクロ
FPD-Link IIIボードカメラモジュール
- ISP画像処理プロセッサーへのダイレクト接続
- 同軸ケーブル経由の電源供給
- ケーブル長最大15m
- 30x30x12mm
- DFM=カラー、DMM=モノクロ
FPD-Link IIIハウジングカメラモジュール
- ISP画像処理プロセッサーへのダイレクト接続
- 同軸ケーブル経由の電源供給
- 防水防塵ハウジングモデル
- ケーブル長最大15m
- 36 x 36 x 48 mm
- DFK=カラー、DMK=モノクロ