外観
商品コード・型番	CTR-50	CTR-51
特徴	電流制御・１チャンネル制御 定常光とシンプルなLEDフラッシュ照明	電圧制御・１チャンネル制御 短く制御された高出力LEDフラッシュ ５μ秒～100m秒間で正確なフラッシュパルスを提供
	LED電流の設定がロータリースイッチで簡単に可能	LEDフラッシュ時間と電流をロータリースイッチで簡単に設定可能
	静止した測定対象物、安定した明るさ制御 ・定常光 ・アナログ＆デジタル制御 ・スイッチ付き連続光 ・シンプルなフラッシュ照明アプリケーション向け ・ロータリー制御又はRS232インタフェイス制御	高速で移動する物体の画像キャプチャ ・フラッシュ時間は５μ秒～100m秒 ・最大30Aのブースト電流 ・ロータリー制御又はRS232インタフェイス制御
	カメラの露光、ストロボ信号、又はマニュアル・フラッシュ設置によるストレート・フラッシュ制御
	カメラ接続用のI/O
	シリアル通信ソフトウェア経由でのRS232アクセス
	最大22Vまでの様々なLED照明に対応
	パッシブ・クーリングとオーバーヒート保護回路内蔵（自動消灯）
動作電圧	順電圧より２V高いLED照明
LED定常電流 （ON&自動モード） ※１	50 ～ 4000mA	150 ～ 1000mA（自動モードのみ）
LEDフラッシュ電流 ※２	50 ～ 4000mA	150mA ～ 30A
最小フラッシュ幅	２m秒 LEDの動作点とデューティーサイクルによる	５μ秒 LEDの動作点とデューティーサイクルによる
最大フラッシュ幅	59秒	60m秒
最大フラッシュ・レイテンシ ※３	<500μ秒	<１μ秒
最大フラッシュ周波数	<500Hz	25kHz
フラッシュ間隔と遅延 最小設定ステップ	10μ秒	１μ秒
LED照明への電圧レンジ	約２ ～ 22V
寸法(H x W x D)	36 × 80 × 93mm
重量	350g
コネクタ	２ピン・プラグコンタクト（RM5.08） ７ピン・プラグコンタクト（RM3.81） ２ピン・inv.プラグコンタクト（RM3.81）
認証	CE、RoHS、EN61000-6-2、EN61000-6-4
防塵保護グレード	IP20
湿度	30 ～ 70%
動作環境温度	最大45℃（デューティーサイクル<50%）

• ※１：100mA以下のLED電流はLED照明でフリッカーを発生させる可能性があります。
• ※２：フラッシュのエネルギーはコンデンサから供給され、十分なチャージ時間を必要とします。
  フラッシュ・エネルギーはフラッシュ周期×フラッシュ幅×電流で計算でき、１Aまでで制限されます。
  例）100フラッシュ/秒 × 100μ秒 × 30A = 0.3A
• ※３：電流が高く、サイクル時間が短いほど、レイテンシは大きくなる可能性があります。
  

ピン	CTR-50	CTR-51	説明
１	24 VDC		コントローラーへの電源入力
２	GND		デバイスのGround
３	調光器0 ～ 10V ※１ 0V=0% Sel.電流 10V=100% Sel.電流	ロータリースイッチのタイムベース乗算器 ※２ Gound：10-90μ秒 未接続：100-900μ秒 24V：10.000-90.000μ秒	CTR-51では３番ピンは３つのステータスがあります。 ・Gourndへの接続 ・未接続（Open） ・24Vへの接続
４	トリガー 12-24V
５	トリガー GND		トリガーGround、絶縁
６※３	トリガー 5V-TTL ※４		Low信号 ≤ 0.8V High信号 ≥ 2.0V
７	GND		Ground RS232, int. デバイスGNDへの接続
８	RxD		RS232データ信号の受信
９	TxD		RS232データ信号と送信
ピン	線		照明への出力
10 ※５	黒色線 + 青色線		LED（－）
11	白色線 + 茶色線		LED（＋）

• ※１：調光器は出荷前のファクトリー設定でOFFになっています。変更使用にはRS232経由で設定が必要です。
• ※２：長いフラッシュ時間はRS232経由で設定可能です。
• ※３：5.5Vを超える入力電圧はトリガー入力回路を破壊してしまいます。ご注意ください。
• ※４：MBJ Imagingの接続ケーブル & MBJ LED照明で制御コントローラー・インタフェイス-X用です。
• ※５：供給電源を外部Ground又はトリガー信号のGroundに接続しないでください。 接続LED照明やデバイスが故障する原因になります。

定常光モード　CTR-50接続例：制御コントローラー・インタフェイス-X用

輝度制御モード　CTR-50接続例：制御コントローラー・インタフェイス-X用

モード	CTR-50	CTR-51
STEADY	連続光・LED常時ON	-
AUTO ※１	トリガー信号でのLED出力	トリガー信号でのLED出力
FLASH	ブラッシュのマニュアル設定 フラッシュ・遅延・間隔（RS232経由）	設定されたフラッシュ間隔がトリガー信号でON （ロータリースイッチor RS232経由 ※２）
OFF	LED出力スイッチOFF

• ※１：CTR-50の工場出荷時設定はAUTOです。他の動作モードへの変更はRS232経由で行えます。
• ※２：CTR-51の工場出荷時設定はFLASHです。他の動作モードへの変更はRS232経由で行えます。

LED照明の検知

CTRの電源がONになると、LED照明がCTR側で接続・検出されるまで検知モードが継続されます。その後、CTRが動作を開始します。

RS232

シリアル通信インタフェイスは、動作モードとセットアップを任意のタイミングと電流値の変更を可能にします。
制御コマンドは RS232マニュアル に記載されています。詳細は、RS232経由のセッティングをご確認ください。

ロータリースイッチ

ロータリースイッチを使用して、接続されたLEDの許容電流を設定します。
LED照明のマニュアルを確認して、使用するLED照明の最大電流値を超えないようにしてください。

ロータリースイッチ（上側）

位置	CTR-50	CTR-51
	LED電流 １Aステップ	フラッシュ電流
０	0A（to 0.9A） ※１	RS232経由の制御（0-30A） ※２
１	0A（to 1.9A）	1.0A
２	0A（to 2.9A）	1.5A
３	0A（to 3.9A）	2.1A
４	0A（to 4.0A）	3.1A
５	-	4.5A
６	-	6.5A
７	-	9.4A
８	-	13.7A
９	-	20.0A

• ※１：CTR-50で上下両方のロータリースイッチが“０”に設定されている場合、工場出荷時の初期設定電流値は50mAです。
• ※２：CTR-51の工場出荷時の初期設定電流値は150mAです。

ロータリースイッチ（下側）

位置	CTR-50	CTR-51
	LED電流 0.1Aステップ ※１	フラッシュ間隔 ※２
		ピン3 on GND	ピン3-open	ピン3 on 24V
０	Add 0mA	RS232経由での制御 (0 - 30V)
１	Add 100mA	10μ秒	100μ秒	１m秒
…	…	…	…	…
９	Add 900mA	90μ秒	900μ秒	９m秒

• ※１：CTR-50で上下両方のロータリースイッチが“０”に設定されている場合、工場出荷時の初期設定電流値は50mAです。
• ※２：CTR-51でフラッシュ間隔は５μ秒の短い時間から、100m秒の長い時間までRS232経由で設定できます。

メカニカルインテグレーション：組み込み

CTRコントローラーには、電源・制御信号・RS232インタフェイス・LED照明用のネジ込み式プラグ接点が付属しています。
コントローラーはトップハットレールに取り付けるよう設計されており、クリップでユニットをトップハットレールにロックできます。

ステータスLED　CTR-50/CTR-51共通

LED	名称	ステータス	意味
１	Power	OFF・ON	電源入力OFF・電源入力ON
２	Status ※１	OFF・ON	LED照明スイッチOFF・LED照明スイッチON
		s-s-l-l	電流値無し、LED照明未接続
		s-l-l-l	IRQ中にトリガー信号を受信 ※２ （フラッシュ+ギャップゾーン)、トリガーロスト
		s-l-s-l	最高許容温度に到達
		s-s-s-s	ログでシリアルRS232ステータスを確認
３	Trigger	OFF・ON	OFF：トリガー信号のステータスLow ON：トリガー信号のステータスHigh
４	-	-	-

• ※１：s= ショートフラッシュ、l= ロングフラッシュ
• ※２：IPQ= 割り込み要求

アプリケーション例：コントローラーへの接続

商品コード・型式	構成/内容		価格
CTR-50	標準コントローラー	１チャンネル・UpTo 4A 定常光 & ストロボ（２m秒間隔）	お問い合わせ
CTR-51	高速・高精度コントローラー	１チャンネル・高速・高精度制御（５μ秒～100m秒）	お問い合わせ
CTR-52	4ch制御コントローラー	４チャンネル制御（個別or連動） Modbusインタフェイス（SDK）	お問い合わせ

安全にお使いいただくために

このLED照明をご使用前に、警告とアプリケーションに関する注意事項を必ずご一読ください。

• 注１：本ユニットは屋内使用の仕様です。屋外では使用できません。
• 注２：安全性
  設置やメンテナンスを始める前に、ユニット・デバイスから電源は外してください。
  故障により人身傷害が発生する可能性がある場合は、直ちにユニット・デバイスの使用を停止してください。
• 注３：電気
  ハウジングは電源のアースから電気的に絶縁されています。
  許容動作電圧を超えたりチャンネルあたりの最大許容スイッチング電流を超える場合、ユニット・デバイスの破壊や接続されたLED照明モジュールの寿命の大幅な短縮につながる可能性があります。
• 注４：機械的統合
  コントローラーはトップハットのレールに取り付けるように設計されています。
  クリップを使用してユニットをトップハットのレールにロックできます。
  熱の流れを最適化するには、次のユニットまでの左右の距離を10mmにすることを推奨します。